イベント報告

平成19年度大阪府子ども議会(2007年8月24日 @大阪府議会本会議場)

8月23日、24日の2日にわたって、もっと知ろう「おおさかふ」というテーマで、平成19年度大阪府子ども議会が開かれた。5班に分かれ、事前学習会で各部局の訪問と出前講座を実施し、大阪府議会本会議場で、学んだことや感じたことを、議場で各班ごとに発表し、部局担当者と意見交換などを行った。今年度は府内の小学5年生および6年生68人が参加した。

平成19年度大阪府子ども議会

8月11日 ファシリテーター養成講座

講師にFacilitator’s LABOの栗本敦子氏・NPO法人えんぱわめんと堺代表理事の北野真由美氏をお迎えし、大阪府内の大学生を中心としたリーダー16名・大阪府・当会事務局が参加して、ワークショップの中で、子どもとの関わり方を学んだ。

8月23日 事前学習会

事前学習会のこの日初めて顔を合わせた子どもたちは、全体のガイダンスを受けた後、5班に分かれ自己紹介などで気持ちをほぐした。各班では、学生リーダーが中心になって、訪問先での質問事項をワークショップで3つに絞った。危機管理室、次世代育成支援室、計量検定所、薬務課、府中央卸売市場(茨木市)など5ヵ所の部局の訪問と出前講座を実施し、府の仕事が進められる仕組みや自分たちの生活とどう結びついているのかを学んだ。
  • 危機管理室の班は、防災情報センターに訪問して、災害からみんなのくらしを守ることについて学んだ。
  • 次世代育成支援室の班は、出前講座を受け、大阪府子ども条例を題材にルールの意味を考えた。
  • 計量検定所の班は、出前講座を受け、実際にはかりを作り、重さやはかりのしくみを学んだ。
  • 薬務課の班は、赤十字血液センターに訪問し、献血の場面の見学や講義を受けることによって、血液の秘密や献血について学んだ。
  • 府中央卸売市場(茨木市)の班は、市場を訪問し、巨大冷蔵庫の−200℃の世界や市場風景などを見学し、野菜や魚の値段や流通について学んだ。
その後、各部局を取材して「面白かったこと」や「意外だったこと」を中心に、模造紙を使って、発表内容をまとめていき、当日の発表に備えた。

8月24日 「子ども議会」当日

この日は、大阪府議会本会議場にて、大阪府政と府議会の仕組みについて話を聞き、子どもたちが、現職の府議会議長に直接質問を投げかけた。
その後、府政に関するクイズを○×形式で行い、大阪府の仕事の仕組みなどを学んだ。
後半は、各班の代表の子どもたちが、議場の演壇に出て、前日の部局訪問で学んできたことや、疑問に思ったことを発表した。
  • 防災情報センターを訪問した班は、阪神淡路大震災について発表し、「日常の防災の重要さを学びました」と発表した。
  • 次世代育成支援室を訪問した班は、「自分たちには参加する権利があるので、これからはどんどん色んなものに参加していきたいです」と発表した。
  • 計量検定所を訪問した班は、「昨日作った“はかり”で、身の回りにあるものの重さを測ってみようと思いました」と発表した。
  • 赤十字血液センターを訪問した班は、「動物にも血液型があることにびっくりしました。献血の大切さを学びました」と発表した。
  • 府中央卸売市場(茨木市)を訪問した班は、「市場を訪問してみて、食べ物の大切さを学び、残さず食べようと思いました」と発表した。
各班の発表に対して、各部局の担当者がコメントした。
子ども議会では、子どもたち自身が、楽しむときは楽しみ、学ぶときは集中して取り組むということを自然とおこなっていた。発表に向けては、ひとつの方向に向かって一丸となり、集中する様子は目を見張るものだった。

また、子ども議会に応募してきた子どもに寄り添い、学習会と当日の活動をサポートする学生リーダーの研修会講師をお願いした、NPO法人えんぱわめんと堺の北野真由美さんに、あらためて「子どもをサポートする」ことについてコメントを寄せていただきました。
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